お墓を建てる際、まず最初に用意しなければいけないもの。それは墓地です。どんな墓地にお墓を建てるのかで、お墓のデザインや大きさ、お墓参りのしやすさに大きな違いがでてきます。この先の人生であなたが一生付き合っていくものだからこそ、墓地を知ることはとても重要 といえます。
墓地の種類
墓地にはいくつかの種類があり各々の墓地・霊園の種類によって様々な特徴があるので、その特徴をしっかり把握し、あなたに合った墓地を選ぶことが重要です。
種類 | メリット○ | デメリット× |
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公営墓地 | ■永代使用料や管理費用が安く、永続性が保障されている。 ■申し込み制限が少ない。 ■石材店を自由に選べる。 |
■墓地取得に複数の条件がつくことが多い。 (遺骨がある・お墓の継承者がいること) ■募集が不定期、また希望者の多くが抽選制。 ■生前購入ができないことがある。 |
民間霊園 | ■遺骨の有無などの申し込み制限が少ない。 ■デザインや大きさの自由度が高い。 ■生前購入が可能。 ■法要施設を併設しているところが多い。 |
■公営墓地に比べると、永代使用料や管理費用などのコストが高い。 ■霊園が指定する石材店でしか、お墓を建てられないことがある。 |
寺院墓地 | ■いつでも回向読経を頼める。 ■檀家になると、すべての法要をその寺院で執り行える。 ■寺の行事や催事に参加できる。 |
■宗旨・宗派が決められている。 ■寺院が指定する石材店でしか、お墓を建てられないことがある。 ■檀家になる必要がある事が多い。 |
その他 墓地 |
村落墓地 | 個人墓地 |
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墓埋法(墓地・埋葬に関する法律)立法前につくられた墓地。現在では村落墓地に、新たな区画をつくることは難しい。(昔からある、既存のお墓は今まで通り利用できる。) | 個人所有の土地に建てられたお墓。現在では、市区町村からの許可をもらわなければ、新しく墓地を作ることが出来ないため、自身の土地で合っても、利用することは極めて難しい。 |